ジャンプとLaLa。

D.Gray-man 6巻」「トカゲ王子 2巻」です。買って読んでないマンガがあるので、しばらく続きそうです。ネタバレあり。

D.Gray-man 6巻/星野 桂
…何か、だんだん辛くなってきた。読むのが。この後どうなるのか全然予測がつかないし…まあつかなくてもいいとは思うんだけど。でも、この巻は通してスーマンの話だったけど、重い話だよなあ、と思った。だって何が悪くて何がいい、とか定義できない話で、スーマンの行為もアレンの行為も誰も咎めることはできない。唯一咎めるとすれば、それを食い物にしてる伯爵側だけど…でもそれ言うと話が進まなくなっちゃう気もするし。戦ってるのが人間な以上、こういう事態は避けられないし、いつかは起こりえることだったんだろうけど、まさかこんなに早く来るとは思わなかった…でも、この重いテーマをよくこれだけで書き上げたよなあ、とはホント思います。すごい。あと、なんて言うんだろう、精神的恐怖っていうか、本能的嫌悪っていうか。あの細胞みたいのとか、アレンの腕が崩れてるのとか、そういう気味の悪さがね、怖いね、このマンガは。何かもう、凄いよこの人。
しかし、あんなに早くアレンとティキが再会するとも思って無かったよ!そんであっさりアレンのイノセンスが!つーか腕!腕が!いいのか、いきなり主人公がこんなことになっちゃって。話続くのか。でもアレンにはマナが憑いてる(?)から何とかなる…の?でも、武器なくなっちゃってエクソシストとしてやってけるのかなあ…とにかく、いろんな意味で今後が気になります。
トカゲ王子 2巻/和泉明日香
完結です。ハッピーエンドです。正直、最後辺りトカゲの執念が出てきたはいいけど、思いのほかあっさり消えて物足りなかったり。それでいいの?いやね、でもハッピーエンドだからね。やっぱり最後は王子様とお姫様は末永く幸せに暮らさないとね。何かもう、王子がトカゲに変身する以外はベタベタな話で楽しかったです。姫の兄が妹バカだとかね!個人的には大変好きな設定なので、うきうきと読みました(笑)やっぱり王子と姫の恋愛モノは、王道を行ってもらうのが楽しいですね!最後は必ずハッピーエンドなんで、読んでて気が楽だし。
最後に入ってたうさ耳読みきりが楽しかったです。うさ耳兄弟〜!でもやっぱり兄と妹が全然出てこなかったのは寂しかったかも。あれで連載してても楽しそう。というかね、短かったから界の性格がね、なんか中途半端って感じ…博愛主義者だけど春日ちゃん一筋、っていうね、それは分かるんだけど、なんか練り切れて無い気が…面白かったので、それが残念。春日ちゃん一筋の割には、ちょっと軽すぎるかなー、という気もするし。もう少しメリハリ欲しかった。
でも実は一番気になったのは、あの人気ラノベしにがみのバラッド。」のマンガ化を和泉さんがしてたってことだよ!ラノベ興味なかったはずなのに、気になってしまった…