ダ・ヴィンチ・コード

という訳で見てきました。何というか、とにかくすごい。原作読んでないから比較は出来ないけど、多分原作にかなり忠実に作ってあるんじゃないかと。で、史実をうまく組み込んだフィクションだなあと思いました。あと、私は歴史がホント得意じゃなくて、今までの歴史モノも全然背景が分からないままに見てたりしてたんですが、そんなんでも分かるように、所々解説が組み込んであるのが助かった。でも集中してみてないとすぐ置いてけぼりになっちゃいますけどね…それくらいスピード感があった。でも、その速さの割には端折ってる感がないんだよなー。とにかくめちゃめちゃ濃いです。あと、やっぱりミステリ好きにはたまらないですね!ブラックライトで浮かび上がるダイイングメッセージ、宝探しみたいな小道具、誰が敵か味方か分からないスリル。どこにヒントが隠されてるか、油断できないし。本当、2時間半があっという間でしたよ。
役者さんもすごくよかった。特にオドレィ・トゥトゥは、印象が全く違っててびっくりした。でもすごいいい雰囲気に成長してるなあって感じ。アメリの時みたいな無邪気な少女ではなくて、知的な女性に成長してました。まあ役柄の雰囲気ってのもあっただろうけど。でも、あの大きな瞳は本当魅力的だなあ。ただ美人ってだけじゃなくて、目を惹く何かがある子だと思います。トム・ハンクスは相変わらず渋く存在感のある役者でしたが、個人的にはその髪型がイマイチ…ジャン・レノも相変わらずカッコよかったー。ダン・ブラウンが頭に置いて書いただけある。ぴったりハマってた。
原作も読んでみたいし、映画はあと2回は見たい。ベストセラーになるのも分かる気がしますよ。本当に魅力的な作品。