サンデーとフィールヤング

結界師 10巻」「死化粧師 4巻」です。どっちもイチオシコミック。めっちゃ面白い。そして図らずも両方の作家さんとも名前がカタカナ(どうでもいい)。ネタバレありです。

結界師 10巻/田辺イエロウ
さあ。さあさあ。だいぶ話がシリアスめいてきた。一番厄介なのは、きっと白ではなくて火黒だろう…というか、白と火黒は同じくらい厄介だろうけど、火黒と戦うのは嫌だなあ…うまく言えないけど…何というか、火黒の方が相手を挑発するのうまそうなんだよね。
良守・時音コンビと限くんの協力がかなり強くなって嬉しい。まだやっぱり限くんに揺らぎは見えるけども、それはまあ仕方ないかな…限くんは登場した頃と比べると今は全然よくなってるしね。丸くなったというか…無意識だろうけど、チーム戦をやっていく上で、良守と時音の事も少しずつだけど信じられるようになってきてるみたいだし。
それもあって余計にラストは切なかった…次が出るまでどうなるかは分からないけど、このまま消えていいような子じゃないはずだ!と信じたい。限くんー!
死化粧師 4巻/三原ミツカズ
この人のマンガは結構好きで、高校の頃から地味に読んでるんですがいかんせんコミックが高い…毎回毎回、1冊千円は辛いわー。まあそれだけの価値はある…と思う。
これはエンバーミングの話です。今まで読んでたのとはちょっと毛色の違う話なんで意外でした。でも目を引くストーリーと綺麗なイラストは三原さんらしい。今までの中で一番好きなシリーズかもしれない。
3巻は心十郎の過去話だったけど、4巻はまず心十郎がアズキとおじいちゃんに出会って教会を借りるまでの話が載ってました。こういう話は弱い…切ない。おじいちゃん大好きー!そして、全体通してそうなんだけど三原さんは直視したくない痛いものをきっちり描くから、余計に辛かったり切なかったりするんだろうなあ…
それとは別に、ほのかに両想いなのに全然進まない心十郎とアズキの恋も気になります。うふ。